電子ピアノ選び
大人の独学で買ってはいけない電子ピアノ4つの特徴と仕様表のチェック項目商品名より、仕様表の4つの欄で見分ける

先に結論
買ってはいけないのは、鍵盤の数・ピアノに近い鍵盤・ペダル・ヘッドホン端子のどれかが欠けた物です。見分けるのは値段より仕様表です。
- 4つの特徴は、メーカー公式の仕様表の鍵盤数・鍵盤・付属品・接続端子の欄で見分けます
- 音色の数やスピーカー、3本ペダル、見た目は妥協してよく、振動はマットと置き方で減らします
- 4つを満たす中なら、値段の低い側から総額で選べば独学の1台目として足ります
【結論】大人の独学で買ってはいけないのは、4条件が欠けた電子ピアノ
この章の答え
4つに絞れるのは、大人が教本を1冊目から順に進めるとき、欠けると練習そのものが止まる部分がこの4か所だからです。音色の数やスピーカーの大きさ、録音やBluetoothなどの機能が足りなくても、練習は続けられます。
通販の一覧には、同じ「電子ピアノ」の名前で中身の違う楽器が並びます。買う直前に迷うのは当然でしょう。
- 鍵盤の数がアコースティックピアノより少ない(見る欄は鍵盤数)
- 鍵盤が軽く、弾く強さで音量が変わらない(見る欄は鍵盤)
- ペダルが付かず、ペダルをつなぐ端子も無い(見る欄は付属品、接続端子)
- ヘッドホン端子が無く、スピーカーでしか鳴らせない(見る欄は接続端子)
4つのどれかが欠けた電子ピアノは、値段が手頃でも候補から外します。4つそれぞれで練習が止まる場面は、次の章の説明のとおりです。逆に4つがそろっていれば、値段の低い機種でも独学の1台目として足ります。
4つを満たす機種をメーカーの仕様で確かめた例は、大人の初心者が最初の電子ピアノを4条件で選ぶ方法と予算の決め方に表でまとめました。候補がまだ無い人は、先にそちらで2〜3台に絞ると、この記事のチェック項目を当てはめやすくなるでしょう。
この記事の仕様は、2026年10月15日にメーカーの公式ページで確かめた内容です。
価格は時期と店で変わるので、この記事には金額を載せていません。いくらの電子ピアノでも、仕様表の4つの欄を見れば候補に残すかどうかを決められます。
なぜ安い電子ピアノで独学が止まる?練習で困る場面は4つ
この章の答え

最初は困らないのは、教本の前半が、真ん中のドの周りを片手で弾く短い曲から始まるからです。1日15分ほどの練習なら、鍵盤が少なくても軽くても、最初の1か月はそのまま進めることが多いでしょう。ここまでは、キーボードでも電子ピアノでも差が出にくい段階です。キーボードで練習できる範囲と替える合図は、電子ピアノとキーボードの違いにまとめました。
つまずくのは、両手の曲や、強弱とペダルの記号が出てくる曲に入ってからです。早い人なら2〜3か月目に来る段階でしょう。4つがそろった電子ピアノなら、ここも同じ楽器のまま進められます。
教本が進むと、鍵盤の数が足りなくなる
鍵盤の数が少ない電子ピアノやキーボードは、ピアノの低い音と高い音の両端が削られています。左手の伴奏が低い音へ広がると、押したい鍵盤が無くなるのです。右手のメロディだけなら届いても、両手の曲で止まります。
そのたびに音の高さを1つずらして弾くので、楽譜と手の位置が合わなくなるのです。
続くか分からないから小さい物で、という考え方も分かります。それでも教本を最後まで進めたいなら、鍵盤の数はアコースティックピアノと同じ物を選んでください。
数字に迷ったら、候補の仕様表の鍵盤数の欄を、この記事で例に出すローランドのFP-10やカワイのES120の公式ページの鍵盤数と見比べます。どちらも2026年10月15日時点の仕様表で確かめた機種です。教本の段階ごとに何が出てくるかは、大人のピアノ教本の順番と、次に進む合図で確かめられます。
鍵盤が軽く強弱がつかないと、表現の練習ができない
タッチとは、鍵盤を押したときの重さと手ごたえのことです。軽い鍵盤は少しの力で音が出るため、弱く弾く指の加減が身に付きにくくなります。強弱の記号が増える教本の中盤、早い人なら2〜3か月目から、この差がはっきり出てきます。
もっと困るのは、強く押しても弱く押しても同じ音量で鳴る安い電子ピアノやキーボードです。楽譜に「弱く」「だんだん強く」の記号が出てきても、強弱をつけた演奏の練習になりません。ここは削れない条件です。
軽い鍵盤に慣れた指は、教室や実家のアコースティックピアノの重さについていけず、同じ曲でもつかえがちです。
独学で起こりやすい癖については、ピアノ独学で気をつけたい4つの危険と避け方にまとめました。
ペダルを付けられないと、ペダルを使う曲で止まる
ペダルとは、足で踏んでいる間、鍵盤から指を離しても音を伸ばしておく装置です。ここでいうペダルは、ピアノの右側にあるこの1本のことです。早い人なら2〜3か月目から、ペダルの記号が入った曲が増えていきます。
付属していなくても、ペダルをつなぐ端子があれば後から足せます。後から足せるかは端子しだいです。困るのは、端子そのものが無い電子ピアノやキーボードでした。ペダルの曲だけ練習できず、買い替えるしか手がありません。
ヘッドホン端子がないと、夜に練習できない
仕事のある大人が弾けるのは、平日の夜の1時間ほどが中心でしょう。ヘッドホン端子が無い電子ピアノは、スピーカーでしか鳴らせません。家族や隣の部屋が気になり、その時間に弾けなくなります。
練習が週末だけになると、5日空くたびに前回の続きを思い出すところからやり直しです。
夜に弾く日が週に1日でもあるなら、ヘッドホン端子は外せない条件です。
買う前に仕様表で見分ける|買ってはいけない電子ピアノのチェック項目
この章の答え
仕様表を見るのは、4つの特徴がどれも、触らなくても文字で判断できる項目だからです。販売ページの説明は短くまとめられていて、ペダルが別売りか、端子が何かといった肝心の情報が抜けていることがあります。
| 仕様表の欄 | 避けたい書き方 | 足りている書き方 |
|---|---|---|
| 鍵盤数 | アコースティックピアノより少ない数 | アコースティックピアノと同じ数 |
| 鍵盤(鍵盤の種類) | 種類の名前が書いていない | 種類の名前があり、ハンマーアクションの鍵盤だと説明がある |
| 付属品 | ペダルの記載が無い | ペダルが入っている(踏むだけのスイッチ型でもよい) |
| 接続端子 | ペダルとヘッドホンの端子が無い | ペダル端子と、ヘッドホン(Phones)端子がある |
左の列に1つでも当てはまったら、その電子ピアノは候補から外します。接続端子の欄のPhonesは、ヘッドホンの英語表記です。手持ちのヘッドホンが挿さるかは、端子の大きさとプラグを見比べれば分かります。
1台目は言葉を調べながら見るので、10分ほどかけるつもりでいると焦りません。見る欄は4つだけなので、2台目からはずっと早いはずです。迷いやすいのは鍵盤の欄です。
アコースティックピアノは、鍵盤を押すと中のハンマーが弦をたたいて音を出します。ハンマーアクションとは、そのときの手ごたえを、電子ピアノの鍵盤の中の重りで似せた仕組みのことです。低い音ほど重く、高い音ほど軽く作られているのが特徴といえます。
呼び名はメーカーごとに違い、名前に「ハンマー」の文字が入らない物もあります。ローランドのFP-10は「PHA-4スタンダード鍵盤」、カワイのES120は「レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード」と仕様表に書かれています(2026年10月15日時点)。FP-10のように名前に「ハンマー」が無くても、メーカーがハンマーアクションの鍵盤と説明していれば、表の右の列に入ります。
名前だけで迷ったら、公式ページの製品説明で、その鍵盤がハンマーアクションかどうかを確かめれば判断がつきます。
出典:ローランド「FP-10 仕様」(2026年10月確認)
仕様表のタッチ感度は、鍵盤の重さは変えずに、同じ力で弾いたときの音の大きさの出方を重め・軽めに切り替える機能です。この項目があれば、弾く強さで音量が変わる鍵盤だという目印になります。
タッチ感度の記載が無くても、製品説明で弾く強さで音量が変わると分かれば、候補に残して大丈夫です。設定は標準のままで足ります。
「電子ピアノ」という商品名ではなく、鍵盤の数と鍵盤の種類を見る
通販の商品名に「電子ピアノ」と付いていても、仕様表では鍵盤が少なかったり、鍵盤の欄に種類の記載が無かったりする物が混ざっています。安い順に並べると、こうした楽器ほど上に来やすいのが通販の一覧です。
本体の幅も当てになりません。スピーカーや操作ボタンの配置で変わるからです。
名前と見た目より、仕様表の鍵盤数と鍵盤の欄の2か所で判断してください。見比べるなら、2026年10月15日時点で確かめたFP-10やES120の仕様表が手ごろな見本です。聞いたことのないメーカーでも、公式ページに型番の仕様表があり、2か所を確かめられれば候補に残せます。
仕様表が見つからないときや、日本語の説明が無いときは、販売店に型番の鍵盤数と鍵盤の種類を問い合わせます。答えが得られない電子ピアノは、候補から外しておくと安心です。
キーボード・ロールピアノ・折りたたみ型は、何が足りないか
電子ピアノを探していると、キーボード、ロールピアノ、折りたたみ型が同じ検索結果に並びます。どれも持ち運びや手軽さを優先した楽器で、ピアノの練習に要る4つのうち、どこかが欠けやすい作りです。
| 楽器 | どんな楽器か | 欠けやすい条件 |
|---|---|---|
| キーボード | 鍵盤を少なく軽くして、音色やリズムの機能を多く載せた楽器 | 鍵盤の数、鍵盤の重さ |
| ロールピアノ | 柔らかい素材の鍵盤を丸めて片付けられる楽器 | 鍵盤の重さと押した感触 |
| 折りたたみ型 | 鍵盤の途中で折って小さくできる楽器 | 鍵盤の重さ、本体の安定 |
| 電子ピアノ(据え置き型・スタンド型) | ピアノの音色と、同じ鍵盤の数と重さを目指した楽器 | 機種による。4つの欄で確かめる |
キーボードにも、弾く強さで音量が変わる機能を持つ物はあります。ただ、鍵盤の数と重さが足りない点は同じです。
好きな1曲を簡単な編曲で楽しむだけなら、キーボードでも困らないでしょう。教本を順に進めたいなら電子ピアノを選ぶほうが、途中で買い直す1回分の出費を避けられます。
スタンドとペダルの形、メーカー名と修理の窓口も確かめる
本体が4条件を満たしていても、付属のスタンドとペダルの形で弾きやすさが変わります。確かめるのは、次の2点です。
セットのスタンドがX字に組む折りたたみ型なら、座ったときに脚が当たらないかを見ます。X字は持ち運びや立って弾く用途に向いた形で、強く弾くと本体が揺れやすいからです。気になる人は、専用スタンドが別売りされている機種を選ぶと解決します。
スイッチ型ペダルは、踏んだか踏まないかだけを本体に伝える、床に置く小さなペダルです。練習には十分使えます。ただ、踏むたびに前へずれやすいので、裏にずれ止めがある物を選ぶか、滑り止めのシートを敷くと安定します。
- スタンドは専用スタンドか、X字の折りたたみか(座って脚が入る空きがあるか)
- ペダルは本体の端子に差す形か(ずれ止めがあるか)
- メーカー名が書いてあり、公式ページに同じ型番の仕様表があるか
- 故障したときの修理の窓口と、保証の期間が販売ページか公式ページに書いてあるか
- 付属品の欄に椅子、ヘッドホン、スタンドが入っているか(入っていなければ別に買う物になる)
公式の例を見ると、ローランドのFP-10は専用スタンドKSCFP10が別売りです。カワイのES120も固定式の専用スタンドと椅子は別売りで、付属品の欄でスイッチペダルF-1SPが付くと分かります。どちらも2026年10月15日時点の記載で、型番が変わると付属品も変わることがあります。
出典:河合楽器製作所「ES120Filo 製品情報」(2026年10月確認)
メーカー名と修理の窓口が販売ページか公式ページで分かれば、聞いたことのないメーカーでも候補に残してよいでしょう。どちらもたどれない物は、壊れたときに直す先が見つからないため、4条件がそろって見えても外しておくほうが安心でしょう。
妥協してよいのは、音色の数・スピーカー・3本ペダル・見た目
予算や部屋の都合で何かを削るなら、削ってよい所と残す所を分けます。
練習が止まるのは4条件だけで、ほかは後から足せるか、無くても弾けるものです。
3本ペダルは、音を伸ばす右のペダルに、音を弱める左と、一部の音だけを伸ばす真ん中を足した形です。ハーフペダルは、踏み込む深さで音の伸び方を加減できるペダルを指します。
どちらも別売りで足せる電子ピアノがあり、2026年10月15日時点では、FP-10は別売りのDP-10でハーフペダルに対応し、ES120は別売りのF-351で3本ペダルになります。最初は付属のペダルで十分でしょう。響きの細かい加減を練習する頃に足せば間に合いますし、録音やアプリ連携などの機能もスマホで代わりが利きます。
賃貸・夜に弾く人が、買う前と届いた後にできること
この章の答え

住まいの条件は、買った後に変えられないからです。注文の前日までに決めておけば、届いてから置けない、夜に弾けない、という失敗を防げます。
置き場所の幅と奥行きを測り、据え置き型か本体だけの型かを決める
測るのは、置きたい壁の幅と、壁から椅子を引ける奥行きの2か所です。メジャー1本で済みます。仕様表の寸法は本体の大きさなので、座る場所の分は別に足してください。
玄関から置き場所までの通路とドアの幅も一緒に測っておくと、届いた日に慌てずに済みます。
据え置き型は、脚と本体が一体になった電子ピアノです。通販の写真では、家具のような形に見えるでしょう。揺れにくくペダルの位置もずれないので、置き場所が決まっていて長く使う人に向いた型です。
本体だけの型は、鍵盤の本体をスタンドに載せる電子ピアノで、スタンドが別売りの物も多くあります。部屋が狭い人や使わない日に片付けたい人に合い、小さく軽い物でも4条件を満たす機種はあります。
打鍵音は重い鍵盤ほど出る:鍵盤ではなく、マットと置き方で対策する
打鍵音とは、鍵盤を押したときのコトコトという音と、その振動のことです。ヘッドホンでスピーカーの音を消しても、打鍵音とペダルを踏む振動は床を伝わり、下の階へ届きます。
ピアノに近い重い鍵盤ほど、打鍵音は出やすくなります。それでも軽い鍵盤を選ぶと表現の練習ができないため、振動は鍵盤の条件を下げずに、マットと置き方で減らすのがおすすめです。
- 本体とペダルがまとめて載る大きさの防振マット
- 椅子の脚の下に敷く防振材
- 壁から少し離して置く(壁に振動を伝えない)
- 耳を覆う形のヘッドホン
- 強く弾く練習は夕方までに済ませ、夜は1回30分ほどで区切る
- 管理規約の楽器の項目(見当たらなければ管理会社に1回聞く)
防振マットは、電子ピアノ用として売られている物から、仕様表の本体の寸法とペダルがまとめて載る大きさを選びます。振動の伝わり方や防音の工事が要るかは建物の作りと規約で変わるため、迷ったら管理会社に聞くと確実です。
届いて最初の1週間は弱めに弾き、家族がいれば隣の部屋で響き方を聞いてもらうと安心です。響きが気になるなら、マットを足し、強く弾く練習は夕方に移して夜は1回30分ほどで区切ると、落ち着いて続けられるでしょう。
店で試せるなら鍵盤の重さを比べ、通販なら配送・設置・保証を確かめる
店で試せる人は鍵盤の重さだけに絞り、通販で買う人は届いた後の条件を先に見ておくと、判断がぶれません。
店で試せる人は、鍵盤の重さだけを比べる
真ん中あたりの鍵盤を弱く、次に強く押し、重さと指を離したときの戻りを確かめます。1台5分ほどあれば十分でしょう。通販で買う人は、型番を公式ページの仕様表と照らす
販売ページの型番を、メーカーの公式ページの型番と1文字ずつ見比べます。旧型や販売店限定の型番が混ざることがあるからです。配送と設置の条件を見る
玄関渡しか部屋まで運んでもらえるか、組み立てを頼めるかは、販売ページの配送の欄に書いてあることが多い項目です。保証と修理の窓口を見る
保証の期間と、故障したときに連絡する先が書いてあるかを確かめてから注文しましょう。
子どもの頃に習っていて再開する人は、昔のピアノの重さを指が覚えています。4条件を満たす電子ピアノどうしでも違いに気づきやすいので、試し弾きできるなら2〜3台を比べてから決めるほうがいいと思います。
後悔しない1台は、4条件を満たす中で手頃な帯から選ぶ
この章の答え

ここでいう手頃な帯とは、4条件を満たす機種の中で値段が低い側のことです。手頃な帯で足りるのは、独学を始めてしばらくの間に弾く曲が、4条件さえあれば練習になる範囲に収まるからです。高い電子ピアノとの差が出やすいのは、音色の響きや鍵盤の細かな手ごたえのほうでしょう。練習が止まる差ではありません。
高い電子ピアノでも、弾ける曲が増えれば物足りなさは出てくるため、値段を上げるだけでは後悔を防げません。
予算は本体の値段より、総額で決めるのがおすすめです。総額は、本体の値段に、スタンド・椅子・ヘッドホン・防振マットのうち付属しない物の値段を足して出します。候補ごとに同じ物を足してから比べると、本当の差が見えてきます。
手元にキーボードがある人は、練習で困る場面が出たら買い替える
すでにキーボードやロールピアノで始めている人は、すぐに買い替えなくても構いません。替えどきは、物足りないと感じた日より、練習で困る場面が実際に出た日です。
右の列に1つでも当てはまったら、その日を買い替えの合図にするのが分かりやすい決め方です。まだ弾ける間は教本を進めながら、次の1台の候補を4つの欄で絞っておくと、替えるときに迷いません。
伸び悩みの原因が楽器なのか練習のしかたなのか迷うなら、ピアノの独学で伸び悩む大人が見分ける4つの壁で切り分けておくと、楽器のせいにして買い替える失敗を防げるでしょう。
候補が決まったら、買う店を選びます。同じ型番でも店によって価格と配送の条件が違うため、どの店で買う場合も型番で検索して比べるのが確実です。
例えば楽天市場なら、本体とスタンドや椅子をまとめて比べられます。価格と在庫、保証の条件は変わるため、注文の前に販売ページで確かめてください。
よくある質問
続くか分からないので、最初は通販の安い電子ピアノでもいいですか?
4つの条件を満たしていれば、手頃な価格の電子ピアノで始めて構いません。避けたいのは、値段に関係なく、鍵盤の数が少ない、鍵盤が軽く音量が変わらない、ペダルやヘッドホンの端子が無い物です。続かなかったときが心配なら、使わない日に片付けられるスタンド型を選ぶと、置き場所の負担が小さくなります。
高い電子ピアノを買えば後悔しませんか?
高い電子ピアノでも、弾ける曲が増えれば物足りなさは出てきます。差が出やすいのは音色の響きや鍵盤の細かな手ごたえで、独学の最初の数か月の練習で困るかどうかは、4つの条件で決まります。子どもの頃に習っていた人や、教室のピアノと行き来する人は、店で弾き比べてから上の価格帯を考えると判断しやすくなります。
中古の電子ピアノは買ってはいけませんか?
4つの条件を満たす型番なら、中古で始めても練習には困りません。買う前に、ペダルと電源アダプターがそろっているか、保証が付くか、メーカーの公式ページに同じ型番の仕様表が残っているかを確かめます。仕様表がたどれない型番は、新品と同じく候補から外しておくと安全です。
レンタルで試してから買うのはありですか?
続くか不安な人には、レンタルで始める方法もあります。借りる電子ピアノも、4つの条件を仕様表で確かめてから申し込みます。返すときの送料と、そのまま買い取りに切り替えられるかを先に見ておくと、続けると決めたときに迷いません。
鍵盤は何鍵あればいいですか?
アコースティックピアノと同じ鍵盤数の物を選びます。数字に迷ったら、候補の仕様表の鍵盤数の欄を、ローランドのFP-10やカワイのES120の公式ページの鍵盤数と見比べると確かめられます。同じ数なら、教本を進めても鍵盤の数で困ることはありません。
聞いたことのないメーカーの電子ピアノは買ってはいけませんか?
メーカーの名前だけで外す必要はありません。公式ページに型番の仕様表があって4つの条件を確かめられ、修理の窓口と保証の期間が分かれば候補に残せます。どちらかが分からないときは販売店に問い合わせ、答えが得られなければ外すと安心です。
まとめ
- 買ってはいけないのは、鍵盤の数、ピアノに近い重さで強弱がつく鍵盤、ペダル、ヘッドホン端子のどれかが欠けた電子ピアノ
- 見分けるのは商品名や見た目より、メーカーの公式ページの仕様表の4つの欄
- 音色の数、スピーカー、3本ペダル、見た目は妥協してよく、振動はマットと置き方で減らす
- 4つを満たす中なら、値段の低い側から総額で選べば独学の1台目として足りる
これから買う人は、今見ている候補の型番でメーカーの公式ページを開き、鍵盤数・鍵盤・付属品・接続端子の4つの欄を見ます。鍵盤数はFP-10やES120と同じ数か、鍵盤はハンマーアクションと説明があるかを確かめます。仕様表が無ければ販売店に聞きましょう。
4つがそろったら、スタンドとペダルと修理の窓口を見て、付属しない物を足した総額で比べてから注文に進んでください。
夜に弾く日が週に1日でもある賃貸の人は、本体と一緒に防振マットとヘッドホンを頼んでおくと、届いた夜から練習を始められます。手元にキーボードがある人は、教本で鍵盤が足りない曲に当たった日か、ペダルの記号が出てきた日が買い替えの合図です。
出典
- ローランド「FP-10 仕様」(2026.10.15確認)
- 河合楽器製作所「ES120Filo 製品情報」(2026.10.15確認)
更新履歴
- 2026.10.15 公開